柳田酒造合名会社
柳田酒造は、霧島連山を眺める都城盆地にあります。都城盆地の地下には長い年月をかけて盆地の地下の岩盤の、更に下まで染み出た水が地下水となって溜まっていると言われ、その水量は豊富で絶えた事がないと言われています。
敷地の片隅にある井戸からはそんな地下水を常時くみ上げ、仕込みや割り水に使っています。この水は、柳田家では日常生活にも使っているそうです。
創業明治35年。現代表は5代目・柳田正氏。家業を継ぐ前は、東京農工大学の修士課程を経て大手メーカーに就職した生粋のエンジニア。4代目の父親が病に倒れ、29歳の時に故郷に戻り、焼酎造りを一から学び現在に至ります。
創業時の銘柄は芋焼酎の千本桜。芋焼酎のみを製造していましたが、酒税法の再編、大量生産、価格競争の中で4代目は止むを得ず芋焼酎の製造を止めて、麦焼酎の製造のみに舵を切ります。5代目が帰郷し芋焼酎の復活を試みますが、まずは先代の麦焼酎をしっかりと受け継ぐことを決めて麦焼酎造りに邁進します。その後2014年、母智丘 千本桜を35年ぶりに復活させました。
母智丘とは都城にある母智丘(もちお)公園は、桜百選にも選ばれる場所。
現在主力は「母智丘 千本桜」、麦の香りがしっかりと楽しめる香ばしい麦焼酎「青鹿毛」、常圧蒸留・減圧蒸留、両種の良さを活かした麦焼酎「赤鹿毛」です。2023年にはフランスで開かれた「クラマスター」の本格焼酎・泡盛部門で「青鹿毛」が、最高賞を受賞しました。
2014年蔵を一部改装。温度や空気を管理して麹や雑菌の繁殖をコントロールするため、麹を培養する室(むろ)の壁とに通常の3倍の断熱材を入れたり、モロミ発酵の部屋も断熱構造にしたり工夫を凝らします。蒸留機にもエンジニアであった5代目の工夫・アイデアが組み込まれていて、酒造が続く様に、次世代の杜氏が少しでも焼酎造りがしやすいようにしたいとの想いもあります。
都城にある母智丘(もちお)公園は、桜百選にも選ばれる場所。
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