梅の品種違いで梅酒を表現してみたい、特に使ってみたい梅で・・・
それが「八岐の梅酒 古城梅」を造るにいたった蔵元の思いです。
希少な青梅「古城梅」の実の締まった特長が現れ、草原のような青々しさと
懐かしさのある香りがあり、スパイシーな酸味が効果的で引き締まった後口となり
次の一杯、次の食事へといざなってくれます。
容量・価格 1800ml(2,420円)
原材料:古城梅・醸造アルコール・糖類 アルコール度数:15度 化粧箱の無い商品です。
『古城梅』は『南高梅』と同様に和歌山で発見された品種。
その果実は極めて美麗と称賛され大きく艶のある実は「青いダイヤ」と呼ばれ梅酒に最適と
いわれてきた青梅です。和歌山県は古くより梅の栽培が奨励され盛んな地域であります。
優良な品種探しへの取り組みが活発になる中、多くの品種の中で最も優良な品種として
選定されたのが「古城梅」です。市場で一世を風靡し、平成の時代に入るまでは梅酒といえば
「古城梅」といわれるくらいでした。いわば「昔ながらの梅酒」と呼べます。
しかし梅干しにも使え、たくさんの収量が見込める「南高梅」の生産量が多くなり、
次第に「古城梅」は姿を消し始めます。そんな中、古城梅発祥の地である田辺市長野で
絶滅寸前な「古城梅」再興の活動が始まっています。
平和酒造では和歌山で生まれた品種であること、昔ながらの梅酒用であること、
衰退に関係した南高梅との関係性などから、この歴史ある「古城梅」を使用して
梅酒を仕込み、その個性豊かな味わいと特長を表現しています。
ぜひ「八岐の梅酒」との違いを飲み比べてみて下さい。