国分酒造(株)

1986年創業。創業以来の代表銘柄「さつま国分」は現在でも
地元の方々を中心に愛されています。
国分酒造を語る上で欠かせないのは杜氏・安田宣久氏の焼酎造りへの
情熱とチャレンジです。安田杜氏は国分酒造創立時に蔵人として入社し、
1992年より国分酒造の杜氏となりました。
1997年には地元酒販店の熱意に押されて、米麹を使用せず
芋麹を使用した業界初の芋100%の焼酎造りを行い、
翌年、日本で初めての芋100%焼酎「いも麹芋」が発売しました。
この取り組みにより試行錯誤を繰り返す中で芋焼酎造りの面白さや可能性を
強く感じるようになった安田杜氏はその後、いろいろな新しい焼酎造りに
チャレンジして行きました。
2017年には「現代の名工」の栄誉を受けています。
2003年より大正~昭和時代に栽培され当時絶滅状態にあった
「蔓無源氏」の再生に取り組み2005年秋より、この芋を使用した
焼酎造りが始まりました。2013年にはこの蔓無源氏を使用した芋焼酎、
ライチのような果実系の風味が強く感じられる「安田」が発売されて
即完売となるほどの人気を博しました。これがフレーバー焼酎の先駆けとなり
ました。その後、減圧蒸留と香り酵母を使用して2018年発売された
フラミンゴオレンジが大きな反響を呼びました。

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