楯野川

◎楯の川酒造株式会社 (楯野川) <山形>
鳥海山を望む米どころ、庄内で天保三年(1832年)に酒造りをスタートした楯の川酒造。
蔵を率いる六代目蔵元佐藤淳平社長は、先代の逝去に伴い大学3年生の時に社長に就任。
しかしその年の作りはわずか40石。いつ畳むことになってもおかしくない状況ながら、
蔵を残したい一心で様々な改革を行ってきました。特筆すべき点は平成22BYのお酒から
全てを純米大吟醸規格に限定したこと。2017年には精米歩合がなんと1%という
驚愕のお酒、「純米大吟醸 光明」を送り出しました。これまで例のない挑戦にも
関わらず完売という金字塔を打ち立て、高級品としての日本酒に手応えを感じました。
自身の酒蔵にとどまらず日本酒業界としての“光明”を見せた楯の川酒造は
さらにその先を見据えていることでしょう。

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